こんなに差が出る!出張撮影で撮る証明写真の魅力

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就職活動で欠かせない証明写真。駅などに設置されているスピード写真機で手軽に撮ってプリントをしたり、証明写真専用の写真館できっちりと撮影してもらうこともできます。中には、自分でデジカメやスマートフォンで撮影するという方もいるかもしれません。自分で撮れば費用はほぼかかりませんが、スピード写真機では数百円、写真館では数千円から数万円と、その差はとても大きいものです。
今や誰でも持っているものでそれなりに綺麗なセルフポートレートが撮影できるにもかかわらず、写真館などでお金と時間をかけて撮影をする人がいるのは、やはりそれだけ仕上がりに差が出るから。光、衣服の乱れやメイクなどのアドバイス、姿勢や表情など、細部の違いが印象を大きく左右します。特に就職活動など人生に影響する大切な場面では、プロに撮影してもらうのが最適であることは間違いありません。
では、スピード写真機でも写真館でもなく「出張撮影での証明写真」とは、一体どんなものなのでしょうか。

証明写真の目的

そもそも証明写真は、場面に応じて目的が異なります。免許証、パスポート、受験票などに貼付するものは、もちろん「本人であることの証明」が目的です。無背景、正面向き、脱帽、人相が判別しにくくなるような表情の禁止、などの細かな条件が定められていますね。
一方で就職活動で履歴書などに使用する証明写真は「本人であることの証明」だけでなく、企業側にとっては「第一印象や人柄を判断する」重要な材料であり、応募者側にとっては「自己アピール」ができる貴重なツールでもあります。一般的には40mm×30mmという小さなサイズではありますが、このスペースにただなんとなく青背景で撮った無表情の写真を貼るだけでは、大切なチャンスを逃してしまっているかもしれません。

出張撮影の証明写真の特性

無背景の正面向きで撮る、いわゆる「証明写真」の中では、当然ながらそのコストに比例して「自撮り>スピード写真機>写真館」という順番でクオリティが上がってゆきます。では、出張撮影の証明写真にはどのような特性があるのでしょうか。
まず背景には自分の好きな場所を選べるので、室内、青空、緑の樹々など「相手に与えたい印象」によって決めましょう。一般的な履歴書に貼付するサイズでは写りこむ面積はとても少ないですが、意外と全体の印象を左右します。「無背景」という同じ条件であっても、スピード写真機ののっぺりとした青と、写真館のグラデーションのバックスクリーンと、出張撮影で無地の壁を背景に撮影するのでは写真の中に感じられる空間が異なり、相手に与える印象にも差が出ます。
次に撮影方法として、証明写真用の写真館ではほとんどの場合で三脚に固定されたカメラで撮影をします。カメラマンは被写体の表情を引き出すためにアドバイスや声掛けをしてくれますが、背景とカメラの間に座るとどうしても緊張してしまうものです。ストロボが焚かれ「瞬きをしてはいけない」という意識にとらわれてしまう人もいます。スピード写真機では尚更ですね。一方、出張撮影では手持ちのカメラを使用したりカメラマンと会話をしながら撮影をしてゆくため、比較的リラックスして撮影に臨むことができ、自分らしい表情が出やすくなります。
このように出張撮影の証明写真では自分で決めたりコントロールできる要素が多いので、「見せたい自分をうまく演出できる」ことが最大の強みと言えます。「柔らかく温和な印象」「軸があり意志が強い印象」「はつらつとして爽やかな印象」など、希望するイメージに合わせて、場所、服装、表情、写真のテイストを作りこむことで、スピード写真機や写真館での証明写真よりも更に強くその印象を打ち出すことができます。具体的にどうしたらよいかわからなくても、「自分をどう見せたいか」ということを決めてからカメラマンに相談をすると、最適な写真に仕上がるようにアドバイスをしてもらえるはずです。

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出張撮影の証明写真に注意が必要なケース

出張撮影の証明写真は、スピード写真機や写真館などのかっちりした証明写真とは異なり、応募者の個性が強く出る傾向にあります。たくさんの写真の中で目を引くことは大きな利点ですが、規律を特に重視するような職種では「浮いている」と見られてしまわないように少し注意が必要です。例えば、銀行員や公務員などが当てはまります。このような職種に出張撮影の証明写真を使用する場合には、予めカメラマンとよく相談をしておきましょう。

出張撮影の証明写真が適したケース

一方で、クリエイティブな発想が必要とされるような職種では、出張撮影での証明写真が適していると言えます。例えば、企画職やデザイナーなどが特に当てはまります。
また、一度に何百人~何千人の応募があり倍率の高い大企業では、出張撮影の証明写真がその力を大きく発揮します。証明写真は履歴書の中で最も目立つ部分なので、そこで他の人との差を出すことで書類審査に通りやすくなったり、人事担当者に印象に残るきっかけになります。企業によっては莫大な数の履歴書を一斉に審査するため、経歴や志望理由の細部まで深く読み込む前に、まず全員の写真を並べて「顔の印象」でざっと合否を分けることもあります。それは単に「顔のつくりが美しい」というような外見での判断ではなく、「瞳が活き活きしている」「真面目で誠実そうな印象」といった内面から出てくる表情を読み取っているのです。これはスピード写真機や写真館での証明写真でもある程度は表れますが、より強く押し出せるのはやはり出張撮影での証明写真です。接客業や営業職のような第一印象が重視される職種でも、写真から受けるイメージは審査の際の重要な判断要素です。
もちろん奇抜な服装や場所で撮影するというような突飛なことが求められているわけではありません。社会人としての常識の範囲内で、自分を最大限に魅力的に見せられるということは、仕事をする上でも大切なスキルと言えます。履歴書の写真がきちんと作りこまれているということは、それだけその会社への就職に懸ける想いが強いということでもあります。仮に最終面接後に同点のライバルがいたとしたら、きっと人事担当者は履歴書の写真を見比べながら、より情熱を感じる人を採用したくなるのではないでしょうか。
あまり個性を出し過ぎるのが心配という方もいるかもしれませんが、もし転職エージェントなどを利用している場合は、会社毎にどのような写真が適しているかを相談してみるのもよいでしょう。出張撮影のリラックスした撮影環境という利点活かしながら、白背景や正面向きの構図などいわゆる「証明写真」らしい写真に仕上げることももちろん可能です。構図が似ていても、スピード写真機などの閉塞的な場所で撮影するものと、出張撮影で自分で選んだ場所で撮影するものには違いが表れるものです。
また就職とは異なりますが、フリーランスで活動をする方のプロフィール写真としても、出張撮影でのポートレートはとても適しています。個人事業主の場合は数多くの同業者の中からお客様に選んでもらうために、より差別化した自分の特性を表現しなければいけません。「この人に依頼したい」と思われるような写真を集客媒体に掲載できるかどうかは、仕事量を左右する大きな要素の一つです。
仕事場で撮影をしたり、仕事関連のものと一緒に撮影をするなど、パッと見ただけで何の事業をしているかがわかるような写真が撮りやすいのも、出張撮影のよいところですね。

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出張撮影の証明写真の費用

出張撮影で証明写真を撮る場合、どのようにカメラマンを探し、費用はどれくらいかかるのでしょうか。出張撮影のカメラマンには大きく分けて3種類のタイプがあります。
まず1つ目は、スタジオポストのロケーションフォトのように、フォトスタジオなどの企業が運営している出張撮影サービスのカメラマンです。このケースでは撮影プランが明確に決まっているため、証明写真の撮影に適したものがあるのか、もしない場合には対応をしてもらえるのかを確認する必要があります。証明写真としてのみの目的であれば1枚のデータがあれば最低限は事足りますが、当然ながらかなり割高になります。せっかくプロに撮影を依頼するのですから応募先の企業によって服装や構図や表情を変えて使い分けをしたり、プライベートでのプロフィール写真用にカジュアルなものも撮ってもらうのがおすすめです。費用は撮影内容や出張料の有無によって異なりますが、およそ1万円~3万円程度が目安です。
2つ目は、個人で活動をしているフリーランスの出張撮影カメラマンです。独自のサイトやSNSなどで集客をしているので、希望する撮影場所の近くを拠点にしている人を探してみましょう。撮影プランについては比較的柔軟に対応してもらえる場合があります。作風に個性が出やすいため、証明写真に適しているか、証明写真やビジネス目的のプロフィール撮影をした実績があるかを確認しましょう。費用はカメラマンの設定によるためピンキリですが、やはり1万円~4万円程度が相場です。
3つ目は、フリーランスのカメラマンとお客様を繋ぐマッチングサイトです。家族写真などをメインに打ち出していることが多いですが、サイトではお客様側が「こんな条件で撮影してくれるカメラマンはいますか」とオファーを出すことができる場合があるため、撮影内容や撮影場所、写真のテイストや金額などの希望する条件を提示してみましょう。他の2つと比較して安価に対応してもらいやすい傾向があり、1万円未満~2万円程度で撮影できる場合があります。ただしカメラマンの力量にバラつきが出やすいので、事前に口コミなどをよく確認しましょう。

出張撮影のポートレート

出張撮影での個人写真の用途は、もちろん証明写真や仕事用だけではありません。SNSなどのプロフィール写真に使用したり、エンディングフォト(遺影)を撮影してもらうという方も増えています。エンディングフォトはただ葬儀で使われるだけでなく、遺された方が故人を偲ぶための大切な写真です。それだけを撮影してもらうのはハードルが高いと感じるかもしれませんが、みんなでご家族写真を撮りつつ、いつかのための1枚を残しておくと「あの写真を撮ったときはこうだったね」と楽しい思い出と共に語られる素敵な写真になることでしょう。

出張撮影の証明写真まとめ

出張撮影で撮る証明写真について解説をしました。証明写真やポートレートと言うと緊張してしまうかもしれませんが、「自分をどう見せたいか」をカメラマンと相談しながら作り上げてゆく過程は、なかなか面白かったりします。また自分の姿を写真で客観的に見ることで、自身の新しい魅力に気付くことができるかもしれません。
履歴書で自分の分身としてしっかりとアピールをしてくれるような、素敵な1枚が撮れますように!

記念写真は心のアルバムです
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出張撮影(ロケーションフォト)とは

写真館やスタジオ内ではなく、お客様がご希望する場所まで専任カメラマンが伺い、写真撮影をするサービスです。

よくある出張撮影のテーマは

七五三の御祈祷やお宮参りでの神社への参拝。入学式や卒業式などの記念日。また、公園などでのご家族写真も人気です。

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ロケーションフォト専任のカメラマンがまごころこめてご対応いたします。
場所や時間・撮影内容など、事前にメールで相談できます。当日の天気が心配でも前日17時までは無料で日程変更も可能。
お参り用の和装着物・当日のお支度も承れます。アルバムや台紙もお作りできるのでプレゼントにも◎
スタジオでの屋内撮影も別途お受けしております。
(※上記には有料オプションも含みます)

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平日29,000(税込 ¥31,900)

休日31,500(税込 ¥34,650)

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