ロケーションフォトのヒントロケーションフォトに関するお役立ち情報をコラム記事形式でご紹介します。
1日の大半を寝て過ごす赤ちゃん。特に新生児のうちは16~18時間前後眠っています。とはいえ、この合間におむつを替えて授乳をしてあやして家事もして自分の食事もして…となるとパパもママも大忙しなので、できればスムーズに寝かしつけたいですよね。眠りにつくまでの時間は個人差が大きく、「ベッドに置いたらひとりで眠る」という赤ちゃんもいれば「1時間以上抱っこしないと寝てくれないし、ベッドに置いたら背中スイッチですぐに起きてしまう」という赤ちゃんもいます。また生後すぐはすんなりと眠っていた赤ちゃんが生後三週間前後に突然寝ぐずりをはじめる「魔の三週目」という言葉もあり、どんな赤ちゃんにも眠りの成長段階が見られます。
ニューボーンフォトやお宮参りの出張撮影では、できればごきげんで目もぱっちり開いていてほしいものですが、どのように調整をしたらいいのでしょうか。今回はスタジオポストのお宮参り出張撮影スタッフが、赤ちゃんの寝かしつけのコツや出張撮影前のお昼寝の調整について解説します。
「スタジオポストロケーションフォト」
「スタジオポストロケーションフォト」
晴れの記念日やご家族の大切な日を真心込めて丁寧に撮影。
お客様の大事な人生の一幕に、そっとお付き合いさせていただきます。
赤ちゃんの睡眠時間
ニューボーンフォトやお宮参りの撮影をする新生児期の赤ちゃんは、毎日16~18時間程度眠ります。とはいえ1回あたりが細切れで、長くても3~5時間程度です。産院や医師によっては「ぐっすり眠っていても3時間毎に起こして授乳をするように」と指導をされることもあるようです。赤ちゃんの成長具合にもよりますが、まだ身体の小さな新生児は一度に飲める量が限られているため、こまめに複数回栄養を摂取する必要があります。体重増加が順調であればあまり厳密に気にする必要はありませんが、眠っている場所の環境を調節しながら、自然と目覚めさせてあげましょう。この頃の赤ちゃんは昼夜の区別ができないため、昼は明るく適度に生活音のするリビングのような部屋で、夜は暗く静かな寝室で寝かせることで「昼と夜の違い」を赤ちゃんが学べるようになります。
生後1~3ヶ月になると、1日の睡眠時間は14~15時間程度です。授乳間隔も少し伸び、1回あたりの起きている時間も少しだけ長くなります。
生後4ヶ月を超えると睡眠時間の目安は13~14時間で、夜にある程度まとまって眠ってくれる子が出てきます。ここでうまくリズムが作れると、パパやママは少しでも睡眠時間が確保できますね。赤ちゃん自身で昼夜の区別がつく時期なので、お昼寝でも寝やすさを重視し夜と同じように暗く静かな環境にしてあげましょう。お昼寝は午前と午後に1回ずつが目安で、午後は15時までに起こしてあげると、夜に寝付きやすくなります。午後のお昼寝の後はお風呂、お散歩、運動あそびなどで体力を使うようなスケジュール組みをするとよりいいですね。その他の時間も「泣いたらあやす」「起きたら授乳」と並行して、「何時にお昼寝から起こして授乳をして絵本を読む」というようなおおよその予定を作りルーティン化していくと、赤ちゃんもだんだんとそのリズムを身体で覚えてくれるようになります。
生後6ヶ月以降の睡眠時間は11~13時間程度で、お昼寝以外の日中の「うとうと」がなくなってきます。
お宮参りのフォトスタジオ【スタジオポスト】なら貸し切り型のプライベート空間なので、フォトスタジオであっても赤ちゃんが落ち着く空間になっているのが魅力です。慣れない環境で難しいかも知れませんが、当店のカメラマンが、うとうとしているかわいい姿の写真を撮ることができるかもしれません。
寝かしつけの重大ワード「セロトニン」と「メラトニン」
赤ちゃんに限らず、ヒトの睡眠には「セロトニン」と「メラトニン」という2つのホルモンが大きく関わっています。生後3ヶ月頃からはこれを意識的にコントロールしてあげることで、赤ちゃんも眠りやすく、パパやママの負担も軽くなります。
「セロトニン」は体内時計をリセットさせ、心を安定させる作用があります。起床時に陽を浴びたり身体を動かしてあげることで分泌されます。昼夜の区別がつく生後3~4ヶ月頃からは毎朝7時までには起こして部屋のカーテンを開け、優しく身体をくすぐったり軽い運動をする習慣をつけましょう。
「メラトニン」は眠りのスイッチで、脳が暗闇を認識すると分泌されます。夜はこのホルモンをたくさん出させてあげることで、スムーズな入眠に誘導できます。就寝時間の1時間前には部屋を暗くし、ベビーベッドやクーファンなど赤ちゃんの居場所は照明の真下や近くを避けるようにします。またテレビやスマートフォンなどの光の刺激も消しましょう。たとえ赤ちゃん自身が画面を注視していなくても、室内の光はホルモンに影響します。夜間授乳もできる限り薄暗い状態で行なうと、その後も寝付きやすくなります。眠い中何度も起きて授乳をしているとついスマートフォンを触りたくなりますが、できれば夜間は「就寝モード」などを活用した方が、赤ちゃんもパパやママもよく眠れるようになります。できるだけ目を閉じてぼーっとしながら、ただ赤ちゃんが飲む音やぬくもりだけを静かに感じて身体と頭を休めましょう。
寝かしつけのコツ
「抱っこをしてもなかなか寝ない」「ベッドに置くと背中スイッチが発動する」といった場合には、どうすればよいのでしょうか。赤ちゃんによって性格は様々ですが、ある程度共通して言えることは、やはり「安心すると眠れる」ということです。赤ちゃんにとって「安心する」環境は、お母さんの胎内と近い状態です。気温、明るさ、音などと同じように重要なのが、赤ちゃんの姿勢です。背中がゆるやかな「J」の形になり、足は膝がお尻より高い位置にある「M」、腕は手を上に向けた「W」になっているのが自然な状態です。抱っこで寝かしつけをしている場合には、抱き方に気を付けてみましょう。赤ちゃんの姿勢が左右非対称でねじれていたり、首が背中側へ反っていると不安定で眠りにつくことができません。また、赤ちゃんの手足はだらんとこぼれ落ちている状態ではなく、お腹の前に集めるようにすると安心します。
抱っこをする時は手や手首だけで支えるのではなく、腕全体で大人の胸にしっかりと抱き寄せると、大人も負担なく抱っこをすることができます。うまく抱っこができない、手首や腕が疲れるという場合には、バスタオルやおくるみに乗せてから抱っこをすると抱きやすくなります。トッポンチーノと呼ばれる赤ちゃん用の小さな布団もおすすめです。この場合も、赤ちゃんの手足をお腹の前に集めるようにしてあげましょう。これらを使うと眠った後にベッドなどに置いても、背中にはずっとバスタオルやトッポンチーノが触れたままなので、「背中スイッチ」が作動しにくくなります。着地する時は大人の胸を赤ちゃんのお腹に優しく押し当て密着した状態で着地し、身体を離す時も代わりに手を当ててしばらく様子を見ましょう。少し泣いても慌てずにお腹に少し重みを感じる程度に触れてあげると落ち着くことが多いようです。胎内で常にお腹の前に自分の手足があった赤ちゃんは、仰向けで寝ているような前面に何もない状態を不安に感じます。置いた時に背中に床が当たって作動する「背中スイッチ」は、実はお腹からパパやママの身体が離れることで作動する「お腹スイッチ」である場合も多いのです。
出張撮影でのお昼寝の調整
ニューボーンフォトやお宮参りの撮影をするような生後1ヶ月程度では、まだお昼寝のリズムはできていません。1日のうち大半を寝て過ごすので、撮影中におやすみタイムに入ることもよくありますが、全く心配はいりません。出張撮影カメラマンはそうした赤ちゃんの特徴もよく理解しているので、眠っていても撮れるカットから撮影を進め、起きているときにお顔の見えるカットを撮影していきます。出張撮影ではご家族毎に柔軟に撮影を組み立てていけるので、パパやママも安心ですね。
ハーフバースデー以降である程度リズムができてくる頃では、できるだけお昼寝の時間を避けて予約が取れると赤ちゃんのごきげんもよくなります。なかなか不安定で時間が読めない場合には、午後や夕方よりは午前や朝一の方が体力がありよいコンディションの確率が上がります。また、どうしても寝てほしい時に大人が焦って寝かしつけをすると赤ちゃんはとても敏感にいつもと違う様子を感じ取り安心できずに眠れなくなってしまいます。寝てほしい時間の前はできるだけ身体を動かす遊びなどをしたうえで、いざ寝かしつけの時には「もし寝なくてもなるようになるさ」ぐらいのおおらかな気持ちで赤ちゃんと向き合いましょう。
お宮参りの寝かしつけまとめ
赤ちゃんの睡眠と出張撮影前の寝かしつけについてご紹介しました。スタジオポストの出張撮影では赤ちゃんの寝顔もぱっちり元気なお顔も丁寧に撮影させていただきます。撮影のお時間帯のご相談も承っていますので、お気軽におしゃれな貸し切り型フォトスタジオ・スタジオポストまでお問い合わせください。
「スタジオポストロケーションフォト」
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晴れの記念日やご家族の大切な日を真心込めて丁寧に撮影。
お客様の大事な人生の一幕に、そっとお付き合いさせていただきます。
出張撮影(ロケーションフォト)とは
写真館やスタジオ内ではなく、お客様がご希望する場所まで専任カメラマンが伺い、写真撮影をするサービスです。
よくある出張撮影のテーマは
七五三の御祈祷やお宮参りでの神社への参拝。入学式や卒業式などの記念日。また、公園などでのご家族写真も人気です。
スタジオポストの出張撮影は
ロケーションフォト専任のカメラマンがまごころこめてご対応いたします。
場所や時間・撮影内容など、事前にメールで相談できます。当日の天気が心配でも前日17時までは無料で日程変更も可能。
お参り用の和装着物・当日のお支度も承れます。アルバムや台紙もお作りできるのでプレゼントにも◎
スタジオでの屋内撮影も別途お受けしております。
(※上記には有料オプションも含みます)
Basic Plan基本料金
平日29,000(税込 ¥31,900)
休日31,500(税込 ¥34,650)
Locationおもな撮影テーマ
お宮参り
七五三
家族写真
入園入学