早生まれの七五三はいつ祝う?満年齢や数え年の場合についても説明

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お子様がはじめての七五三を迎えるパパやママは、いつ七五三をやるのか、数え年と満年齢のどちらが正解なのか、迷ってしまいますよね。今回はスタジオポストのお宮参り出張撮影スタッフが、年齢や生まれ月毎に最適な七五三のタイミングと、秋以外のオフシーズンに七五三のお祝いをするメリットとデメリットをご紹介します。

七五三はなぜ数え年?早生まれはどうすればいいの?

「七五三はいつやるのか」ということを考えるときにポイントになるのが「数え年」。数え年とは、生まれた日を1歳とし、そこからお正月を迎える毎に1歳ずつ年を重ねる数え方です。現代の「満年齢」と比較すると最大2歳程度の差ができることもあり、低年齢のお子様にとってはとても大きな違いです。また、早生まれの子が満年齢で七五三をすると、同学年の子とは1年違いでお祝いをすることになります。では、一体どちらで行なうのが正しいのでしょうか?これには正解はなく、お子様の成長に合わせてご両親が判断をすれば、どちらでも全く問題ありません。

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年齢別のおすすめの時期と見極め方は?

着物を着てヘアメイクをし、神社で御祈祷を受けたい、フォトスタジオや出張撮影できちんとした写真を撮りたいということであれば、やはりそれなりの体力や集中力が必要になります。特に3歳のお祝いではお子様への負担を考えて、無理をせずしっかり成長するのを待つ方が得策かもしれません。この年齢ではイヤイヤ期やトイトレ、お昼寝などの事情もあるので、そのときのお子様の様子からパパやママが「1時間ぐらいがんばれそうかな…?」ということを想像してみましょう。もし2歳であっても体力や集中力が備わっているようであれば、2歳ならではのあどけないかわいさを残すこともおすすめです。女の子であればメイクやおしゃれに興味が出てくる頃なので、着物でおめかしをしている子の写真を見せるとやる気を出してくれることも。「〇〇ちゃんもこんなかわいいお姫様になってみる?」と訊いて反応を見てみるのもいいですね。
5歳前後はだんだんと体力や集中力がついてくる時期なので、お子様の体格もひとつの検討材料にしてみましょう。七五三の着物のサイズはほとんどが平均的な3歳・5歳・7歳に合うように用意されています。3歳や7歳では裾の長さはある程度までは調整ができますが、5歳でお子様の身体が大きめ・小さめの場合には、袴が長すぎる・短すぎるという場合もあります。110cm前後のサイズが着られる頃に七五三をすれば、レンタル着物やフォトスタジオで多くの種類の中からぴったりサイズの着物を選べる可能性が高まります。
7歳の七五三は年長または小学1年生のタイミングです。お子様の成長具合という意味ではどちらを選んでも大きな差はないでしょう。もしフォトスタジオでの記念撮影を検討しているようであれば、6歳なら七五三の着物だけでなく届いたばかりの新しいランドセルと一緒に撮影ができますし、7歳なら入学記念とは別にして七五三だけをじっくり撮影することができます。
また、きょうだいで同時にお祝いができるようお子様ごとに数え年と満年齢が混在しても問題ありません。

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秋月以外に七五三のお祝いをしてもいいの?

七五三は11月15日を中心に、10月~11月の土日祝日や大安の日にお参りをするご家庭が多いようです。もともとは旧暦の11月15日(現在の12月半ばに相当)が起源で、その日は吉凶を占う「二十七宿」でもっともお日柄のよい「鬼宿日」に当たります。鬼が宿にいて外に出てこないので、何をしても邪魔をされない日と言われています。更に旧暦の11月15日は満月でもあり、二重に縁起のよい日なのです。また一説には徳川綱吉の長男である徳川徳松の健康祈願が1681年の11月15日に行なわれたことに起因するとも言い伝えられています。
ただし、どうしてもこの時季にやらなければならないというわけではなく、最近ではご家庭の都合に合わせて秋以外の季節に七五三をするケースも増えています。11月にこだわりがなければ、お子様の誕生月や気候のよい日に七五三を行なうこともできます。ご家族のお仕事の事情、体調、下のお子様のお宮参りと合わせるなど、みんなが落ち着いてお祝いできる時季に計画をしてみましょう。

秋以外に七五三のお祝いをするメリット5つ

秋以外に七五三をやるイメージが沸かないという方も多いかもしれませんが、実は様々なメリットがあります。
まず1つ目は「神社が空いている」こと。9月~11月の間はどこの神社も予約が集中してなかなか御祈祷の予約が取れなかったり、待ち時間が長くお子様が疲れてしまうことも。その他の季節なら、比較的スムーズに御祈祷をしてもらうことができます。11月と比べて境内も混雑しないので、出張撮影でも他人の写り込みを最小限に抑えることができます。
2つ目のメリットは「選べる着物が多い」こと。着物をレンタルする場合、どのレンタル衣装屋さんも秋の需要に合わせて着物を揃えていますが、やはり人気のものは早々に予約でいっぱいになります。オフシーズンは多くの種類から好みの1着を選ぶことができるだけでなく、お得なキャンペーンをやっている場合もあり、費用を抑えて着物を用意できるチャンスです。
3つ目は「カメラマンを選べる」こと。着物と同じで人気のスタジオや出張撮影カメラマンは、早くから予約が埋まります。中には半年前や1年前から七五三撮影の予約を押さえている人も。どこのスタジオや出張撮影サービスも9月から11月が繁忙期となり、3ヶ月前ではもう空きがない場合もあります。敢えて時季をずらすことで、余裕を持って好きなスタジオや出張撮影カメラマンを選ぶことができます。
4つ目は「着付けの予約がしやすい」こと。御祈祷、着物、カメラマンの手配ができても着付けをする美容院がどうしても予約できないというパターンもあります。御祈祷よりもあまりにも早い時間に着付けをしてしまうとお子様の体力がもたなくなってしまうので、ご家族みんなが1日を気持ちよく過ごすためにも、ちょうどよい時間にお願いしたいですよね。美容院の予約が取れないために、すべての予定が振り出しにもどる…ということも秋のシーズンではよくありますが、卒入学の春や成人式を除けば着付けの予約は比較的スムーズなことが多いようです。
5つ目は「出張撮影でちょっと人と違う写真が撮れる」こと。秋の七五三写真は、その日の天気やカメラマンの作風にもよりますが、やわらかく穏やかな陽射しでしっとりとした仕上がりになります。落ち着いた暖かみがあり、七五三らしいとても素敵な雰囲気です。

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一方で、春に桜と一緒の七五三写真を撮ると、明るく華やかな印象に。

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新緑が眩しい初夏では、キラキラと爽やかな仕上がりになります。

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暑すぎる・寒すぎる季節はお子様の負担を考えると避けたいところですが、例えばお子様のお誕生日が春~初夏であれば、お誕生日記念と一緒に出張撮影をしてみるのもおすすめです。

秋以外に七五三のお祝いをする場合の注意点

時季外れの七五三のお祝いには、注意点もあります。予め確認することで回避できるものなので、検討している方はチェックしてみてくださいね。
まず1つ目は「神社が御祈祷を受け付けていない場合がある」ことです。神社によっては、七五三の御祈祷を10~11月のみなど期間限定で行なっていることがあります。お参りを検討している神社が年間を通して七五三の御祈祷を受け付けているかどうかを確認してみましょう。
2つ目は「千歳飴などの用意がない場合がある」こと。七五三らしいアイテムである千歳飴は御祈祷を受けると記念に授与されたり神社で販売されていますが、秋以外の時期では神社に在庫がなかったり、金平糖などの代替品となることがあるようです。千歳飴は「細く長く粘り強く、健康で長生きできますように」という意味があります。大切な縁起物なのでお子様に持たせて記念撮影をしたいという場合には、ネット販売などで一年中購入することができます。

七五三をお祝いする時季まとめ

七五三をいつ行なうのがよいのか、考え方のポイントやそれぞれのメリットデメリットをご紹介しました。「絶対にこの年齢」「絶対にこの日」というような決まりごとはないので、お子様に合わせて「楽しい思い出になるかどうか」をパパとママで考えてお祝いしてあげてくださいね。スタジオポストの出張撮影では、七五三の出張撮影のご質問やご相談をいつでも承っています。

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