女子小学生が卒業式で袴を着用する場合の注意点とは？
知的さと若々しさ、そして華やさをバランス良く併せ持つ「袴」は、日本の女子学生にとって定番の卒業式衣装です。
特に大学の卒業式で着用する女子学生が今も昔も多いですが、最近では女子小学生からも注目を集めており、「卒業式で袴を着たい！」と熱望するお子さんも増えています。
そこで今回は、女子小学生が卒業式で袴を着用する場合の注意点と、卒業式以外で袴を楽しむ方法についてご紹介します。
目次
袴のレトロな衣装に憧れる女子小学生が急増中！
以前は、女子小学生が卒業式で着るのは制服のようなブレザーやお出かけ用の上品なワンピースなどが主流でした。
しかし、最近では袴を着たいというお子さんが増えており、貸衣装専門店でも子ども用袴のレンタルサービスが続々スタートしています。
確かに、知的さと可憐さをバランス良く併せ持つ袴は学校のセレモニーにはぴったりですし、人気漫画の「はいからさんが通る」や「ちはやふる」に登場するようなおしゃれでクラシックなスタイルに憧れるお子さんが続出するのもわかりますね。
一方、費用の面でも、子ども用袴のレンタル代は2万円～3万円台と意外に安く抑えられていることが多いので、「一生に一度のことだから」とお子さんの希望を叶えてあげたいと思うお父さん・お母さんも多いことでしょう。
ところが、女子小学生の袴着用は実はまだまだ一般的ではなく、実際に袴を着用する場合には多くの注意点があります。
女子小学生が卒業式で袴を着用する場合の注意点
小学校の卒業式はお子さんが初級の義務教育を修了した「晴れの日」です。だからこそ、卒業式当日はできる限り平穏無事に過ごしたいもの。
衣装のことが発端となってお子さんが戸惑ったり、悲しい気持ちになったりしないよう、次のような点を確認・注意しておきましょう。
袴の着用が可能か学校に確認しておく
袴のレンタル申し込みや購入は、袴の着用が許されているか学校に確認してからにしましょう。
制服のない公立の小学校であれば服装は基本的に自由ですが、最近では「華美な衣装は控えましょう」といったお知らせをする学校も増えています。
袴が華美な衣装に該当するかどうかは人それぞれ違うため、判断が難しい場合は直接担任の先生に尋ねてみましょう。なお、学校側ですでに「袴は禁止」との決定が出されていた場合はこれに従った方が無難です。
体格によっては希望の袴が選べないことも
気に入った袴が大人用だった場合はお子さんの身長を考慮しなければなりません。
袴はサイズの調整が比較的容易にできる衣装であるため身長が150センチ以上あれば大人用の袴も着られますが、150センチに満たない場合は子ども用を選択肢に入れる必要がでてきます。
袴選びの際はお子さんにこの点を前もって伝えておきましょう。
会場で草履・ブーツの着用が可能か学校に確認する
卒業式の会場によっては全員上履きを履かなければならないことがあります。
卒業式で袴の着用が許されている場合は草履またはブーツを履いて入場できるかという点についても一緒に確認しておきましょう。
なお、上履きの着用を指示された場合はこれに合わせて長めの袴を選ぶことをオススメします。
髪型やメイクは控えめに
本来であれば「髪型やメイクも楽しみましょう！」と言いたいところですが、小学生はまだまだ子どもですし、それほど手を加えなくても十分可愛らしいものです。
したがって、卒業式で袴を着る場合でも、おしゃれはほどほどにしておいた方が良いでしょう。髪型はシンプルなハーフアップやおさげにリボンをかける程度で良いですし、メイクはなしで構いません。
特にメイクについては薄めにお化粧しても先生に注意されてしまう可能性が高く、オススメできません。
フォトスタジオなら袴ファッションを思い切り楽しめる！
せっかくの晴れ着ですから、「卒業式で髪型やメイクもこだわりたい」と残念がるお子さんもいらっしゃることでしょう。
しかし、そんなときでもフォトスタジオなら学校の規則や周りの目を気にせず、袴ファッションを楽しみながら、十代の可憐な袴姿を撮ってもらえます。
もちろん取るポーズもお子さんの自由ですし、経験豊富なカメラマンが写真映えするポーズを教えてくれるので、思い出に残る撮影体験が楽しめますよ。
最後に
女子小学生が卒業式で袴を着用したい場合の注意点と、卒業式以外で袴を楽しむ方法についてご紹介しました。
小学生は子どもである分、いたるところで様々な制約がありますが、規則が及ばない学校外の場所であれば、自由にお子さんの個性を表現させてあげられます。
小学校の卒業式で袴を着る子、規則で着られない子、どちらのお子さんにも楽しい思い出を残してあげたいと思うお父さん・お母さんはぜひ、フォトスタジオでの卒業記念撮影を検討してみてはいかがでしょうか。
文：フォトペディア編集部
