フォトスタジオで撮影した写真を120%活用する方法4選

フォトスタジオで撮影した写真を120%活用する方法4選

記念写真の撮り方とヒント

特別な記念日や、毎年のお誕生日などにご家族の記録としてフォトスタジオで撮影をした大切な家族写真。
ご家族にとって、宝物のような大切な写真ですよね。
でも、せっかく撮影した写真はしっかり活用できているでしょうか?
「最初は何度も見返すけれど、何枚かを待ち受けやアイコンに設定したら後は見る機会がない」
「PCやクラウドに保管してあるといつでも見られると思ってしまって結局そのままになっている」
「おじいちゃんおばあちゃんはよく見ているようだけれど、自分たちは忙しすぎて振り返る時間が持てない」
そんな方のために、フォトスタジオで撮影した写真を120%活用する方法4選をご紹介します!

フォトスタジオで撮影する写真の価値

フォトスタジオで撮影する写真はただの記録ではなく、家族の歴史を残す貴重な存在です。
特に家族全員が写った写真は、三脚やタイマーを使うか、フォトスタジオなどで誰かに撮ってもらわないと残すことができないため、撮影できる機会が限られているかもしれません。
そんな特別な家族写真は、心理的にも大きな価値があると言えます。

フォトスタジオで撮影した写真が自己肯定感を高める

こどもにとって大好きな家族と一緒に写る写真は、安心感を与え自己肯定感を高める効果があると言われています。
家族写真を見たこどもは、「自分は大切にされている」「愛されている」という実感を持ちやすくなるのですね。
実際にリビングなどに家族写真を飾ってみると、小さな赤ちゃんでも自分や両親を指差して声を出したり、幼児では「3人いっしょだね!」「どの写真の●●ちゃんが一番かわいい?」など写真についてたくさんのお話をしたり、撮影したときのことを再現しようとしたりします。
大好きな人と自分が笑顔で写っている写真を見るのは、こどもにとってとても嬉しいことなのですね。

フォトスタジオで撮影した写真が会話のきっかけになる

家族写真を見返すと、「こんな小さなころがあったね」「この写真を撮ったときはこんなハプニングがあったよね」など、家族の共通の思い出がよみがえってきます。
記憶だけでは曖昧なことも、写真があると事細かに思い出せたりして、会話も弾みます。
家族写真は家族が同じ時間を過ごした思い出の証でもありますね。

フォトスタジオで撮影した写真は成長の記録として活用できる

こどもの成長はとても早く、つい2〜3年前のことでも鮮明には思い出せなくなっていたりします。
どんな仕草や表情をよくしていたか、何が好きだったか、どんな服を着ていたかということも、家族写真ならしっかりと残すことができます。
毎年同じ場所や同じポーズで撮影をするのも、後から見返すと成長の記録としておもしろそうですね。

フォトスタジオで撮影した写真を生活に取り入れる

このようなフォトスタジオで撮影した写真の価値を最大限に活かすには、どうしたらよいでしょうか。
最近はプリントではなくデータで納品してくれるサービスが主流になりましたが、データのままではどうしてもお子様は目にする機会がなかったり、家族みんなではなくひとりで見たりということが多くなりがちです。
家族みんなの思い出を、家族みんなで一緒に見られること。
忙しい毎日でも生活の中に写真が活きること。
これを実行できる方法を4つご紹介します。

フォトスタジオで撮影した写真をフォトフレームで飾る

最もポピュラーな方法は、写真をフォトフレームにして飾ることです。
ハードルも低く、飾り方によって部屋もおしゃれになるので、取り入れているご家庭も多いですよね。
フォトフレームの最もよいところは、わざわざ「写真を見よう」という時間を作らなくても、自然に写真が生活の一部になること。
家事をしながらちょっと部屋を見渡した瞬間、ようやく寝かしつけが終わってほっとする瞬間、みんなでテレビを観ている合間などに家族写真が目に入ると、力がふっと緩んだり、反対にパワーをもらえたりというパパやママが多いようです。
お気に入りの数枚を厳選して飾っても、たくさんの写真をコラージュのようにして飾っても、どちらも素敵になりそうですね。
毎年少しずつ増えてゆく楽しみもあります。
玄関やリビングなど人目につく場所は恥ずかしいという方は、プライベートな空間である寝室や書斎に飾るのがおすすめです。
階段の壁を利用して飾っているご家庭も多いようです。
飾るときも、毎日階段を昇り降りするときも、ご家族で盛り上がりそうですね。
スタジオポストのお客様の中には、ご実家のリビングに30年前から飾ってある家族写真にとても想い入れがあり、ご自身のお子様にも同じように感じてほしいというパパもいらしゃいました。

シンプルなお部屋がお好みという方は、撮影時にカメラマンにリクエストをしてモノクロで撮ってもらうと、インテリアを邪魔せずおしゃれなアクセントになります。
掃除などの手入れを考えると、フォトフレームを棚の上に置くよりも壁掛けの方が管理は楽で飾り方のバリエーションも広がります。
マスキングテープと魔法のテープを使って壁を傷つけずに飾る方法もあるので、お家に傷をつけたくないという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

フォトスタジオで撮影した写真をアルバムにする

たくさんの写真を形に残すなら、アルバムにまとめるのがおすすめです。
多くのフォトスタジオでは50〜100カット程度が納品されるプランがベーシックですが、一般的なアルバムでは、そのうちの3割から10割程度をおさめることができます。
複数の写真を並べられるアルバムでは、写真単体ではなくストーリー性を出しやすいのが大きなメリットです。
気軽に持ち運んで見られるような文庫本サイズから、しっかりとしたハードカバーの大判サイズまであるので、アルバムをどんなふうに活用したいかを想像しながら選んでみましょう。
ご家庭の中ですぐ手に取れる場所にアルバムを置いておくと、特にお子様が小さいうちは絵本を読む感覚で出してきては「読んで」とせがまれることも多いようです。
スマホの小さな画面やデジタルデバイスではなく、みんなでページをめくりながら印刷された写真を見るという時間は、写真を撮った瞬間のしあわせを何倍にも増してくれるものになりますね。
アルバムの利点は、フォトフレームと比較して写真の劣化が抑えやすいということもあります。
常に日光や蛍光灯に晒され、生活の中で湿気や乾燥を繰り返すフォトフレームと比べると、アルバムの中におさめられた写真は保管に適した環境を保ちやすい傾向にあります。
思い出をいつまでも綺麗に残したい方には適していると言えますね。

フォトスタジオで撮影した写真を台紙にする

七五三や入学など、特別な節目の写真は台紙に仕立てておくのもよいでしょう。
いつものカジュアルな家族写真とは違う特別な写真であることがお子様にも伝わり、そこから行事や儀式の意味も感じ取ることができるかもしれません。
また、おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントをしたり、お祝いをいただいたときのお返しとしても台紙の写真は最も喜ばれるようです。
そして今すぐは想像がつきにくいかもしれませんが、家族写真をタイムカプセルのように活用するおすすめの方法があります。
お子様が大きくなって独り立ちをするときに、台紙をプレゼントするという使い方です。
デジタルの写真を共有することは簡単ですが、台紙という形あるものを渡すことで伝わる想いはきっと特別なものです。
アルバムではちょっと嵩張るし重いけれど、台紙なら気軽に開きやすいというメリットもあります。

フォトスタジオで撮影した写真をカレンダーにする

最も実用的なアイテムとしては、カレンダーに家族写真を印刷するという方法があります。
毎日必ず目にするものですし、月に1度入れ替えることで「来月はどの写真だろう」というわくわく感も家族みんなで味わうことができます。
その年が終わったら写真の部分を切り取って飾るのもいいですね。
おじいちゃんやおばあちゃんへのプレゼントとしても人気の高いアイテムです。
受け取った方も飾りやすいので、写真を生活の中で活用するには最適ですね。

フォトスタジオで撮影した写真アイテムの作成をプロに依頼するメリット

写真がデータで納品されるフォトスタジオであれば、フォトフレームやアルバムを自分で制作することも可能です。
一昔前までは特殊なソフトや技術が必要だったり、印刷のための知識がないと素人ではなかなか難しい領域でしたが、今はPCやスマホからも簡単にネット注文をして自宅で受け取れるサービスがたくさんあります。
おしゃれなフォーマットが用意されていてそこに写真を入れ込むだけなので、配置のセンスに自信がなくても、誰でもある程度のクオリティのものができるのが魅力です。
一方で、写真を撮ってもらったフォトスタジオでフォトフレームやアルバムなどのアイテム作成をお願いするメリットも知っておく必要はあります。
セルフで作るよりもコストはかかっても、それに見合うだけの充分な魅力があります。

写真アイテムをプロに依頼すると手間が省ける

当たり前ではありますが意外ととても重要なメリットが、制作の手間がかからないということです。
セルフ制作サービスは「写真を選んであてはめるだけ!」とその手軽さを謳うものが多くありますが、実際には「価格や商品を比較して利用するサービスを選ぶ」「制作する商品を選ぶ」「商品の条件に合う写真を選ぶ」「必要に応じて写真のサイズ調整や修正をする」「写真を入れ込む」「注文をする」というステップが必要です。
これらの作業を負担に感じない方であれば大きな問題はないかもしれませんが、慣れない操作で数時間を費やしたり、途中で挫折をして結局注文に至らなかったという方も少なくないようです。
子育てや仕事をしながら制作をする時間と気力を捻出することができるのかは、じっくり考えてみた方がよいかもしれません。
また、赤ちゃんが生まれてすぐは「毎年自分好みのものを作ってあげたい!」という気持ちが強くても、復職をしたタイミング、きょうだいが生まれたタイミング、お子様の成長により手が離せなくなったタイミングなどで徐々にこうした時間が持てなくなってゆく傾向は高まると言えます。
生活に写真を取り入れたいという想いはあってもそれを実現することが重荷になるようであれば、プロにおまかせをする方が有意義という考え方もあります。

写真アイテムをプロに依頼すると印刷に適した色味の調整やレタッチをしてもらえる

フォトスタジオで撮影し納品される写真は、多くの場合デジタルデバイスで閲覧するのに最適な状態に調整されていることがほとんどです。
スタジオのモニター画面で写真を確認したり、ご自宅でもPCやスマホで写真を見る機会が最も多いため、それに合わせた仕様になっています。
また、写真プリントやアルバムの印刷などでは、紙の種類や印刷機の特徴により色味の出方がデジタル画面で見たときと異なります。
実際にコンビニや量販店にあるセルフプリントで「なんか顔が黄色く見えるな」などと感じたことがある人もいるかもしれません。
撮影をしたスタジオでは撮影したデータの特徴はもちろん、制作するアイテムの特徴や、印刷会社の機器の特徴も把握しているので、それらを加味して色味の調整を行なってくれます。
過去に何万件という制作実績があれば、それだけ「より自然に」「より美しく」印刷するためのノウハウも持っていることになります。
また、撮影データでは大幅なレタッチは行なっていなくても、フォトフレームやアルバムを作成するときには「服のシワを消してほしい」「こどもの顔の傷を目立たなくしてほしい」といったリクエストができる場合もあります。
今は様々なアプリでそうしたレタッチ機能もありますが、画面上では美しくなったように見えても、印刷するとのっぺりとしてしまい思い通りの自然な仕上がりにならないことも多いようです。
せっかくプロに撮影してもらった特別な写真は、飾るときもきれいな状態でありたいですよね。

フォトスタジオの写真を活用する方法まとめ

フォトスタジオで撮影した写真は生活の中に活かすことで、ご家族にとってより一層価値があるものになります。
印刷物はデジタルデータと違い経年劣化がありますが、ご家族の暮らしの中に溶け込んだ写真の色褪せは、歴史を感じる醍醐味でもあります。
せっかく撮影した写真を120%活用するために、ぜひご家族に合った方法を取り入れてみてくださいね。
代々木上原、新宿、武蔵小杉、横浜にあるこども写真館スタジオポストでは、貸切型のハウススタジオでご家族の「自然な笑顔」を撮影します。
今回ご紹介した写真の活用方法もご家族に合ったものをご提案させていただいていますので、お気軽にご相談くださいね!

文 スタジオポスト