失敗リスクを最小限に! 七五三メイクを自然に仕上げるコツとは?

失敗リスクを最小限に! 七五三メイクを自然に仕上げるコツとは?

お子さんの成長を神様に感謝し、家族で祝う七五三は、愛息·愛娘の成長を見守ってきたパパとママにとって非常に楽しみな行事の一つ。
そのため、数ヵ月前から晴れ着選びやフォトスタジオの予約などの準備に奔走している方も多いでしょう。

しかし、七五三への準備が進むなか、意外にも忘れられがちなのが女の子の「七五三メイク」。
大人の一般的なメイクとは異なるので、いざメイクしようとしても使うアイテムや色使いに迷うかもしれませんね。

そこで今回は、七五三メイクに使うアイテムや、メイクを自然に仕上げるコツをご紹介します。
いわゆる「ケバい・派手な化粧」といった失敗リスクを回避しましょう!

七五三を迎える我が子に! 晴れ着姿に似合う子ども向けメイクのコツとは?

七五三はお子さんの成長を神様に感謝することがメインの行事。
この日はいつもわんぱくな幼い子でも、身なりを整えて神社(場合によってはお寺)に成長をご報告することになります。
その際、女の子は着物の晴れ着に合わせてメイクを施すパターンが多いもの。
パパとママのなかには、小さい子のメイクに少し抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

この点、七五三に晴れ着を着せたからといって必ずメイクが必要になるわけではありません。「必要なし」と判断されたなら、素顔のままで大丈夫です。
しかし、メイクには煌びやかな晴れ着に埋もれない、明るい顔を作れるメリットがあります。
メイクにあまり詳しくない場合でも次のようなコツをつかめば自然に仕上がるので今度の七五三ではぜひ、パパとママの手でお子さんにメイクを施してみてはいかがでしょうか。

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ベースメイクで肌に明るさを出す

カラフルな着物にはどちらかというと明るい肌が映えます。
薄くでいいので、パウダーファンデーションやパウダーで顔色を明るくしましょう。こうすることで口紅やアイシャドウもきれいに発色します。

ポイントメイクに使う色は赤またはピンク系のみでOK!

ポイントメイクは眉以外、基本的に赤またはピンクの色のみでOKです。
手持ちの化粧品のなかから選びましょう。
ベージュやオレンジ系の色は顔色が悪く見えてしまうことがあるのでオススメしません。

輪郭をはっきりさせる必要なし!

アイライナーやリップライナーで輪郭をはっきりさせなくても大丈夫です。
また、アイシャドウチップやリップブラシなどのメイク道具も使わなくてOK。パパとママの温かい指でほんのり色をのせると自然に仕上がります。
逆に輪郭をはっきりさせてしまうと大人びた印象が強くなり、子どものかわいらしさが半減してしまいます。

七五三メイクで用意する化粧品

では早速、七五三メイクで使用する化粧品を準備しましょう。
基本的には保護者の方の手持ちの化粧品で十分ですが、香りの強いものはお子さんが嫌がる可能性があるため、可能であれば無香料のものを優先的に選んでください。

保湿剤

メイク下地として、さっぱりタイプの乳液やクリームなどの保湿剤を使います。
オールインワンタイプの保湿剤でもOKです!

パウダーまたはパウダーファンデーション

3歳の子にはパウダー、5歳・7歳の子にはパウダーファンデーションを塗って肌色を整えます。
実際の肌色より少し明るめのカラーがベストですが、暗過ぎない限り保護者の方が普段使っているもので構いません。
パウダー系の化粧品がない場合は、コンビニや100円ショップで販売されているミニサイズのパウダーファンデーションを購入してみるのも得策です。

赤またはピンク系の口紅、チーク、アイシャドウ

赤またはピンク系のチーク、アイシャドウ、口紅を使用します。
赤またはピンク系のアイシャドウがない場合は、1つで口紅・チーク・アイシャドウの3役をこなすマルチカラーの化粧品を購入するのも手です。
七五三が終わった後は保護者の方のいつものメイクに使いましょう!

ブラウン系のアイシャドウ(予備)

眉は描かなくても構いませんが、眉毛の薄さが気になる場合はブラウン系のアイシャドウで薄くなぞるように使うと良いでしょう。

七五三メイクの手順

メイクアイテムを揃えたら次の手順でメイクしていきましょう。
メイク時間は全工程で10分〜15分程度ですが、一つ一つ丁寧に行ってください。

1.ベースメイク前の準備

洗顔して顔の汚れや油分を落とした後、乳液またはクリームを少量取り、マッサージするように塗ります。
肌になじませた後、5分程度置いてからベースメイクに移りましょう。
それでも肌表面がベトベトする場合はティッシュで軽く押さえて油分を吸わせてください。

2.ベースメイク

パウダーまたはパウダーファンデーションを肌にのせます。
擦らず、ポンポンとのせる感覚です。上まぶたにも忘れずにのせましょう。こうすることでアイシャドウがきれいに発色します。
「肌がワントーン明るくなったな」と思ったらそこで止めましょう。それ以上のせると厚塗りになりかねません。

3.ポイントメイク

指をつかって口紅、アイシャドウ、チークをのせていきます。
このときも指に取って擦らず、ポンポンとのせることが大切です。パウダータイプのチークを使用する場合はチークブラシでのせても構いません。
上まぶたにピンクのアイシャドウをのせると大変かわいらしく仕上がりますが、3歳や5歳の子の場合はうっかり目元をこすってしまうこともあるため、無理して使う必要はありません。
また、アイシャドウは黒目より後ろ(目尻寄り)中心にのせると悪目立ちせず、自然な仕上がりになります。

ここに気をつけよう! 七五三メイクの注意点

ここに気をつけよう! 七五三メイクの注意点

七五三メイクをする際は、肌へのダメージと厚塗りを回避するためにも次の点に注意してください。

しっかり保湿する

秋の乾いた空気は子どもの肌にも容赦なくダメージを与えます。
メイク前は必ず保湿剤で肌を潤し、保護しましょう。潤いが十分でないと乾燥の「キシキシ感」で肌が痛み、お子さんが不機嫌になる原因に。

大粒ラメ入りの化粧品は避ける

大粒ラメ入りのアイシャドウやチークは目に入ると痛むため、うっかり目元を擦ってしまいがちな子どもには不向きです。

「薄め」を心がける

メイクに熱中するとやってしまいがちなのが厚塗りです。
メイクの途中で少し離れた場所から見る、というプロセスを取り入れてメイクが薄く仕上がるように心がけましょう。
ずっとお子さんの顔の前にいると、メイクの濃さを客観視しづらくなります。

最後に

ママやパパの手でメイクすればお子さんとのスキンシップの機会になりますし、お子さんの顔を見つめることで成長をしっかり確認できますよ!
前回は美容室でメイクを依頼したパパとママも、七五三をお祝いする機会があるうちにお子さんへのメイクを経験してみてはいかがでしょうか。
また、その後はフォトスタジオで撮影することをオススメします。
経験豊富なカメラマンの撮影スキルで、お子さんの魅力的な表情が一層引き立つこと間違いなしです!

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文:フォトぺディア編集部