生まれてくる赤ちゃんのことを想いながらベビードレスを選ぶのは、妊娠中のママやパパにとってお楽しみのひとつですよね。でも「ベビードレスは着る機会が少ない」という説もあり、本当に必要なのかどうか迷ってしまうこともあるかもしれません。ベビードレスに限らず育児グッズの多くは、人によって必要・不要が分かれるので、自分たちがどうしたいのかをよく考えてみましょう。スタジオポストのお宮参り出張撮影スタッフが、ベビードレスの選び方や人気のブランド、素材による違いなどを解説します。

 

ベビードレスはいつ着せるの?

ベビードレスを着用するのは退院時・お宮参り・お食い初め・ハーフバースデー、初節句あたりが主な機会です。ものによっては1~2歳になってもワンピースとして着用できたり、3~4歳ではブラウスになるというデザインもあるので、「数回だけのために買うのは気が引けるけど、長く着られるなら用意してあげたい!」という方にはとてもおすすめです。
「大切な記念日の写真に残すために購入する」というのも素敵な理由ですね。お宮参りやお食い初めなどの写真は、赤ちゃんが大きくなってからも何度も見返す機会の多いものです。もしかすると、結婚式のときに使うこともあるかもしれません。そんな未来を想像しながらパパやママが選んだ1着は、写真の中で特別な意味が生まれます。
お宮参りでは赤ちゃんは掛け着を着用するのが正装ではありますが、パパやママが洋装の場合や、掛け着では暑い季節の場合、身軽にお参りをしたい場合には、ベビードレスがおすすめです。掛け着では隠れてしまう赤ちゃんの手足や身体のフォルムも、しっかりと写真に残せます。掛け着での出張撮影を予定している方も、ベビードレスの上から掛け着を掛けてあげると、ベビードレスの写真も撮影できるので一石二鳥です。

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ベビードレスのメリットは?

赤ちゃんの洋装での正装とも言えるベビードレスには、他にもたくさんのメリットがあります。
まず、和装の祝着と比較して手軽に購入しやすいという点です。
祝着は着物なので購入すれば数万円~数十万円、レンタルでも最低5,000円程度から数万円はかかります。
一方でベビードレスなら数千円程度から購入でき、質の高いブランドものでも数万円で手に入ります。
祝着と比べて着せ方が容易なこともあり、0歳の間に次々と訪れるお祝いごとの度に気軽に活用できるのもよいですね。
また、自宅で洗濯できるものがほとんどなので、着用後のお手入れや赤ちゃん特有のハプニングで汚してしまってもすぐに対応することができます。

ベビードレスの着せ方は?

いざ、退院やお宮参りという時に「どうやって着せたらいいの?」と慌てないために、基本的な着せ方をご紹介します。
ドレスのデザインによってつくりは多少異なりますが、どんなベビードレスでも季節や気温に合わせて調節が必要です。
まず、ベビードレスの下には肌着を着用します。
夏は半袖の短肌着または長肌着が汗を吸収して赤ちゃんの肌を快適に保ち、冬は半袖または長袖の長肌着やコンビ肌着が体温を保持する役目を果たしてくれます。
その上にドレスのインナーであるツーウェイオールを着せ、最後にオーバードレスがあればそれを着せますが、暑い時期であればオーバードレスは着せないか写真撮影の間などの短時間のみにしましょう。
温暖な地域や6~9月生まれなどメインで着用する時季が暖かい場合には、もともとオーバードレスのないタイプを選ぶのもよいですね。
こうしたデザインのベビードレスはツーウェイオール自体にリボンなどの装飾がされているので、少ない着用枚数できちんとドレス感のあるスタイルに仕上がります。
逆に寒い時期であればドレスの上からおくるみやケープで包んであげます。
冷え込むような屋外に行く必要がある際には、ソックスやレッグウォーマーなども活用しましょう。
ベビードレス姿はとても愛らしいですが、赤ちゃんの体温調節を第一に考え、負担のないように工夫をしましょう。

ベビードレスはどこで買うの?

ベビードレスの価格相場は数千円から1万円前後が主流で、高価なものでは10万円程度のものまであります。予定している使用頻度や予算に合わせて選んだり、親族からの出産祝いにリクエストをしたというパパママも多いようです。
主な購入先は、老舗のベビー服ブランドのものから、楽天などのネットショップ、最近では好きなハンドメイド作家さんに依頼したという方も増えています。

お宮参りのフォトスタジオ【スタジオポスト】では記念撮影をご依頼いただいた方にベビードレスのレンタルを行っております。小さな赤ちゃんの頃しか着る機会がないため、買うのに悩まれたら、レンタルという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

人気のベビードレスブランド5選

スタジオ撮影や出張撮影で人気のベビードレスブランドをご紹介します。

1mois(ディモワ)
https://10mois.com/
水彩柄のプリントガーゼがかわいいベビードレスや、サイズ調整可能なベビードレスも。

MARLMARL(マールマール)
https://www.marlmarl.com/
おしゃれなママに人気のブランド。定番のスタイの他にチュチュやドレスもあります。

harmonature(ハーモネイチャー)
https://www.harmonature.com/
オーガニックコットンで赤ちゃんの肌にも優しいナチュラルテイストのベビードレス。

familiar(ファミリア)
https://familiar.co.jp/
根強いファンの多い老舗ブランド。上品なデザインで特に女の子のパパママに好まれています。

MIKI HOUSE(ミキハウス)
https://www.mikihouse.co.jp/
祖父母世代からも支持率の高い定番ブランド。価格相応の品質や縫製に定評があります。

ベビードレスはやっぱり綿?

ベビードレスの主な生地は綿であるものがほとんどです。赤ちゃんの肌はとても薄いので、最も刺激の低い素材で作られています。外側に着せるオーバードレスやレースやリボン部分は光沢のある化繊の場合も。
ふんわりとした柔らかな質感が特徴的なガーゼ素材のベビードレスは、赤ちゃんらしさが引き立ちます。デザインも比較的シンプルなものが多く、「ザ・ベビードレス」というようなフリフリはちょっと苦手、人とは少し違うものがいいというパパやママは検討してみてくださいね。また洗濯をするほどにより柔らかくくったりと馴染んでいくので、お宮参りなどの特別な機会だけでなく「せっかくであればちょっとしたお出掛け着としてたくさん着せてあげたい」という方にはぴったりです。
ナチュラルなテイストがお好きな方には、リネンでできたベビードレスもあります。綿とはひとあじ違ったハリ感や、自然な風合いが素敵です。夏であれば赤ちゃん自身が涼しく感じられるのも利点です。肌当たりが気になる場合には、柔らかな綿の肌着を中に着せてあげましょう。

ベビードレスのイメージ画像

ベビードレスはどうして白いの?

白い色は「何にも染まっていない」ことを表し、はじめて神様の前にお参りをするときに相応しい色です。スタジオポストの出張撮影スタッフとしても、白いベビードレスをおすすめする理由が2つあります。1つは、写真に撮った際にベビードレスがレフ板の役割を果たし、赤ちゃんのお顔が綺麗に映えること。もう1つは、今しか着られない色であること。赤ちゃんが自分で動くようになり徐々に「こども服」へ移行する頃には、ほとんどの家庭で白い服を着せる機会は激減します。食べこぼしや泥汚れの目立ちにくいデザインのものを自然と選ぶパパママが増え、冠婚葬祭などの特別なお出掛け着でしか着ないということも多いようです。純真無垢の象徴であり、実用面でも今しか着られない白いベビードレスは、最も赤ちゃんに似合う色といえそうですね。
「白」と言ってもその色の幅はとても広く、純白、生成、オフホワイト、グレーがかったものなど様々です。純白は赤ちゃんの純粋さの象徴と言えますし、生成やオフホワイトなどのイエロー系統は日本人の肌色に馴染みがよく、写真に写したときに純白よりも生地感が表現しやすくなります。グレーやブルー系統であればすっきりと爽やかな印象になります。ネットの写真ではなかなか色味の違いがわかりにくいこともありますが、店頭で実物を見られる場合には、素材やデザインの他に色味も確認してみましょう。自分の肌に当ててみるとその違いがわかりやすくなります。可能であれば店内の照明の下だけでなく屋外やそれに近い場所でも見てみるといいですね。
ただし最近では「ベビードレス=白」の慣わしに縛られず、ピンクやブルーのベビードレスや、かわいらしい柄がプリントされたベビードレスもあるので、どんな風に着せたいか、どんなものが似合いそうかを考えて自由に選んでみましょう。

男の子でもベビードレスを着せていいの?

フリルやリボンのついた「ベビードレス」「セレモニードレス」というと「女の子に着せるもの」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に男女兼用なので男の子にも着せることができます。女の子と同じようにフリルやリボンのものを着せてお参りに行くこともできますし、最近では男の子の赤ちゃんに向けてかっこいいデザインのものも増えています。「甘いデザインより男の子だとわかるようなもかっこいいものを着せたい」というパパママにはおすすめです。
一例として、裾がスナップボタンの留め方でズボン型になる「カバーオール」や「2wayオール」のもの、タキシードやセーラーカラーのようなデザインのもの、レースやフリルなどの装飾が少ないシンプルなもの、ネクタイのついたもの、リボンの色が水色のもの、生地の色がブルー・グリーン・ブラウンのものなど、従来の「ベビードレス」のイメージに捉われない様々なデザインのベビードレスが販売されています。

お宮参りの大人の服装についての記事はこちら

 

 

お宮参りのベビードレスまとめ

赤ちゃんの最初の晴れ着であるベビードレスは、パパとママの想い入れもひとしおですよね。ぜひドレス選びを楽しみながら「これだ!」と思える素敵な1着を見つけてくださいね!
スタジオポストの出張撮影では、ナチュラルニューボーンフォト、お宮参り、お食い初め、ハーフバースデー、初節句など、0歳の赤ちゃんの大切な行事の記念日にそっと寄り添って撮影をさせていただいています。

 

 

興味のある方は是非ともおしゃれな貸し切り型フォトスタジオ・スタジオポストまでご依頼ください!

2023.03.30
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七五三の御祈祷やお宮参りでの神社への参拝。入学式や卒業式などの記念日。また、公園などでのご家族写真も人気です。

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ロケーションフォト専任のカメラマンがまごころこめてご対応いたします。
場所や時間・撮影内容など、事前にメールで相談できます。当日の天気が心配でも前日17時までは無料で日程変更も可能。
お参り用の和装着物・当日のお支度も承れます。アルバムや台紙もお作りできるのでプレゼントにも◎
スタジオでの屋内撮影も別途お受けしております。
(※上記には有料オプションも含みます)

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平日29,000(税込 ¥31,900)

休日31,500(税込 ¥34,650)

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