お宮参りで赤ちゃんの記念写真をスマホで撮影するコツについて解説

お宮参りで赤ちゃんの記念写真をスマホで撮影するコツについて解説

お宮参りの記念撮影をご自身のスマホで撮る際のコツについてご存じでしょうか。こちらの記事では、お宮参りのフォトスタジオ・スタジオポストのスタッフが、スマホ撮影時に抑えるべきポイントや注意すべき点、ご自身以外で記念写真を撮影する方法について解説いたします。

 

お宮参りとは

まず、お宮参りについてご存じでしょうか?お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれてきたことをその土地神様に報告する行事です。赤ちゃんの今後の健やかな成長をお祈りする儀式とも言われております。

お宮参りを行うタイミングとしては、生まれた日を1日目として数え、男の子は生後31日目~32日目、女の子は生後32日目~33日目に行います。しかし現在では、お宮参りのタイミングに正解はなく、おおよそ「生後1か月」を目安に行われることが多い傾向です。

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お宮参りの写真をご自身のスマホで撮る際のコツ

それではお宮参りへ参拝した際に、思い出に残る写真をスマホで撮るコツについて解説いたします。

鳥居や本殿などの背景を意識して撮影する

お宮参りで一番代表的な写真と言えば、鳥居や神社を背景に撮影をすることだと思われます。お母さんが赤ちゃんを抱っこし、寄り添うようにお父さんが手を添えてあげると雰囲気が一気に出てきます。ポイントとしては、鳥居の真下で撮ると、鳥居が見切れてしまいますので、鳥居全体が写るように離れるように立ち位置に着くことがポイントです。鳥居の正面に立つよりも、少し左右にズレる方がおしゃれに映りますので、様々な方法で試すのもおすすめです。

本殿を背景に撮影する際はできるだけ本殿全体が写る方がお宮参りの写真として雰囲気が出るでしょう。鳥居の撮影と同じくお母さんが抱っこをしても良いですし、お父さんが抱っこを変わってあげても思い出の写真となります。

スマホで撮る際は逆光で、被写体が暗くなったりすることがありますのでスマホのHDR機能を手動で切り替えたりするのもポイントでしょう。

手水やご祈祷中のイベントを意識して撮影する

大きな背景だけではなく、手水をすくっている瞬間や、ご祈祷中の様子といったイベントを意識して撮影することもおしゃれな写真を撮るコツと言えるでしょう。手水をすくっている写真ではお母さんが赤ちゃんを抱っこし、お父さんが赤ちゃんの手に水をかけてあげるシーンや、お母さんが手水で手や口をお清めしているシーンも思い出に残ることでしょう。
ご祈祷中の写真もとても神秘的でまたとないシャッターチャンスとも言えます。写真も雰囲気がでますが、動画などで音声や動きも合わせて思い出を残すのもとても良い方法でしょう。しかし、ご祈祷中は撮影自体NGな場合がありますので事前に確認が必要です。

スマホで撮影する際にはズームは使わずに赤ちゃんへ近づいて撮影することがポイントです。スマホは最新の機種であってもレンズに限界があるためズームで撮影すると画質が荒くなったり、手振れが大きく出てしまうことがあります。ですので、赤ちゃんや他のお客さんに配慮をしつつ、できるだけ近づいて撮影をすることが良い写真を残すポイントと言えるでしょう。

家族全員での写真撮影をする

お宮参りでは赤ちゃんとお母さん、お父さんだけではなく、両家のご家族も一緒に参拝することが多いです。しかし、ご家族が遠方に住んでいたり、高齢で移動が困難だったりするとそもそも親戚一同が集まる機会が多くはありません。せっかく集まれたタイミングを逃さないためにも親戚全員での記念撮影は必ず撮っておきたい写真と言えるでしょう。

撮影する場所は青空の元、本殿を背景に撮る写真がおすすめですが、たくさんの大人が一か所に集まってしまうと神社内を占領してしまい、他のお客さんにも迷惑がかかる可能性がありますので、できるだけ手短に済ますことが良いでしょう。

スマホで撮影する際のポイントとしては、できるだけ本殿と家族全員が写るように意識することです。しかし、物理的に下がることが困難な場合はスマホの望遠機能などを駆使することにより、全体が写った写真を撮ることができるためおすすめです。

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お宮参りの写真をご自身のスマホで撮る際の注意点

ご自身でのスマホ撮影では、お母さんとお父さん以外に同行する人がいないと家族全員での写真を撮ることが難しいでしょう。三脚やセルカ棒などを使うのも一つの手ですが、参拝する神社が三脚やセルカ棒の使用を禁止していることがあります。その場合は他のお客さんに撮影をお願いすることになると思いますが、その際に自分が思い描いているような写真を撮ってもらえるかは伝え方次第と言えますが、依頼をした他のお客さんも撮影のプロではないので、ご自身で撮影を選択する際には、ある程度の妥協は仕方ないと考えるべきでしょう。

他にも注意すべきポイントをまとめましたので参考にしてみてください。

神社が写真撮影OKか事前に確認をする

神社は神聖な場所とされているため、場所によっては撮影自体を禁止していることもあります。そのため、お宮参りで参拝する神社が決まった場合は、必ず写真撮影が可能か調べたり問い合わせすることが必須でしょう。

もしもお宮参りへ参拝するお気に入りや思い入れのある神社が撮影を禁止している場合は、撮影を諦めるのではなく、フォトスタジオでお宮参りの写真撮影をすることも1つの方法です。屋外撮影とは一味違った柔らかい雰囲気の写真や、赤ちゃんの可愛らしさを引き立てるようなアイテムや背景が多く取り揃えてあります。

関連記事:「お宮参り」はいつ?服装は?神社は?祖父母は?最近の「お宮参り」についてお答えします!

他のお客さんや神社のスタッフに迷惑をかけないようにする

屋外の写真撮影ではどうしても一か所にとどまることが多くなります。他のお客さんの通り道になるような場所を避けたり、神社のスタッフの業務に支障が出ないように配慮が必要です。かといってご自身でのお宮参りの写真撮影では慣れないことが多く、スムーズに撮影することは簡単ではありません。

その際はフォトスタジオの出張撮影サービスに依頼してみるのも1つの方法でしょう。プロのカメラマンが撮影ポイントの指示や、ポーズなどを提案してくれるので一か所での撮影時間が少なく、かつ、様々な表情の写真を撮ってくれます。

赤ちゃんやお母さんの体調に配慮する

屋外での撮影は、季節によっては暑かったり、寒かったりなど赤ちゃんや産後間もないお母さんの身体にとっては大きな負担となります。お宮参りの所要時間は参拝のみなら30分~60分程度、ご祈祷も合わせるならプラスで60分程度が一般的です。それに合わせて記念撮影も行うとなると想像以上にお宮参りにかかる時間は多くなります。慣れない写真撮影に集中しすぎてしまい、赤ちゃんの体調不良に気づかず病気やケガのリスクも考えられます。赤ちゃんやお母さんの体調に配慮するなら、お宮参りでの撮影は最低限に抑えるのが無難でしょう。

しかし、写真が少なかったり、思い描いていたような写真にならなかったりすると後悔が残ることでしょう。そんな時はお宮参りの参拝とは別に、記念撮影をフォトスタジオへ依頼し、別々で行うのはいかがでしょうか?最近では一軒家貸し切り型のプライベートフォトスタジオも多く、他のお客さんを気にすることなく安心して記念撮影することができます。赤ちゃんとお母さんの負担を最小限にしつつ、思い出の写真を最大限に残す、ベストな方法と言えるでしょう。

お宮参りの撮影をする方法には何がある?

それでは、お宮参りの写真撮影にはどのような方法が良いのか悩まれると思われます。ここではそれぞれの強味を紹介いたします。

フォトスタジオ撮影

一番の強味として、天候や気温に左右されることがなく、赤ちゃんやお母さんの体調にもっとも配慮した撮影方法と言えるでしょう。前述の通り一軒家を貸し切ったプライべートフォトスタジオも多く、他のお客さんがいることがないためリラックスした空間で撮影することが可能です。

フォトスタジオによってはカメラマンと撮影をアシスタントするスタッフの2名体制であることが多く、赤ちゃんやお子様の対応が上手な専門のスタッフが様々な表情を引き出すサポートをしてくれるでしょう。さらにフォトスタジオでは赤ちゃん用に祝着(のしめ)やベビードレスのレンタルも行っているため、自分で用意する手間が省けます。また、背景や小物も多数取り揃えているため、様々な雰囲気の写真を撮ることもできるでしょう。

注意すべき点としては、二回に分けることにより、参拝時もしくは撮影時には赤ちゃんが成長していて、思い描いていた写真と異なる可能性があります。できるだけ参拝とフォトスタジオの記念撮影は日を開けない方がよいですが、ご自身の予定やフォトスタジオの予約次第なところもあるため注意が必要です。

出張撮影

出張撮影の強味は、お宮参りと記念撮影を同時に行うことができるため、予定を組みやすく、かつお宮参りの雰囲気をしっかりと残す写真を撮影できることが魅力でしょう。出張撮影を依頼することにより、プロのカメラマンが同行しますので、家族全員での写真撮影が可能です。さらに、経験豊富なカメラマンであれば立ち位置やポーズのスムーズな指示、さらにご自身が求めている写真を再現できる能力の高さもポイントでしょう。

しかし、記念撮影が禁止されている神社だとそもそも依頼することができなかったり、時期によっては撮影をすることにより、赤ちゃんとお母さんの負担が増えることには注意が必要です。

ご自身でスマホ撮影

ご自身でスマホ撮影をする強味は、なによりコストがかからないことでしょう。上記のフォトスタジオや出張撮影では必ず費用が掛かります。ご自身のスマホで撮影するのであればそのコストは全くかからないため、参拝用の祝着やベビードレスの購入費用などや、今後の子育てに必要なお金として回すことができます。

しかし、ご自身のスマホで撮影することは強味よりも前述した弱みや注意点の方が多いと言えるでしょう。サポートしてくれる親戚や知人がいない場合はご自身でのスマホ撮影は難易度が高い方法と言えます。

関連記事:お宮参りにぴったりなベビードレスの選び方!素材や色について解説!

まとめ

いかがでしたでしょうか。お宮参りをご自身のスマホで撮影するコツや注意点、フォトスタジオや出張撮影の強味について解説いたしました。赤ちゃんにとって一番最初の晴れ舞台であるお宮参り。いつ見返してもあの時の思い出がよみがえるような記念写真を残したいですよね。ご自身でのスマホ撮影ではどうしても限界があるため、慣れていないとスムーズに行うことが難しいでしょう。

おしゃれな貸し切りフォトスタジオ・スタジオポストではお宮参りの記念撮影を承っております。プライベートな空間で赤ちゃんにとってもお母さんにとっても負担が少なくなるようにスタッフ一同努めております。素敵なお宮参りの記念撮影を残したいとお考えなら、是非ともスタジオポストへご依頼ください。

文:フォトぺディア編集部